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  • どこを変えたらよいか
    @12音譜

どこを変えたらよいか        @12音譜による記譜がよい


実際の新楽譜を直ぐ見たい時はこちらへ


12音譜について説明します。従来の記譜を一部見直し、次の様に変えることになります。


◇◇  音名を12音に  ◇◇

先ず音名7音を12音に増やすことが必要です。音名は


@ハ音(C)、A二音(D)、Bホ音(E)、Cヘ音(F)、Dト音(G)、Eイ音(A)、Fロ音(H)

の7音ですが、これを12音に増やすことになります。


新しい12音は次の通りです。


@1線白音、A1線黒音、B1間白音、C1間黒音、D2線白音、E2線黒音、F2間白音、G2間黒音、H3線白音、I3線黒音、J3間白音、K3間黒音

これはオクターブの音符が五線譜の3線と3間の周期で書かれます。従って五線譜も同時に従来のものから一部変更しています。


五線譜と1オクターブのドレミファソラシドの記譜は次のようになります。


12音譜:1線白長調(ハ長調)の音階
音階
ファ
  1線白長調  
      
      
    
      
      
    
      
      

この楽譜の左には音部記号と調号が付けられています。ドレミが白音符になり、ファソラシが黒音符になります。


◇◇  階名も12音に増やす  ◇◇

音名と同様に階名も12音に増やします。階名はドレミファソラシドの7音が基本になります。そこで追加する5音は次のようになります。


従来階名
 
 
ファ
 
 
 
新階名
ドレ
レミ
ファ
ファソ
ソラ
ラシ

ドレ音はド音とレ音の間にある音になります。その他の音も同じことです。


このようにすると多くの点で非常に便利で都合の良い楽典に変わります。12音からなる楽譜を新しく“12音譜”と呼びます。12音譜は用途の広い楽譜になります。


従来、楽譜には臨時記号などがあり、調号とあわせて音符から音高を間接的に読んでいます。音名を12音に増やすということは、これを直接読むことが出来るようにもなります。


12音譜での12音階は次の様に記譜されます。


12音譜:1線白長調(ハ長調)の12音階

音階

do
ドレ
dor

re
レミ
rem

mi
ファ
fa
ファソ
fas

so
ソラ
soll

la
ラシ
lat

ti

do
半音数
10
11
12
  コード  
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コードの説明

先ず線音のコードの成り立ちを説明します。1線白はLです。1線黒はバー付のLです。これはいずれも1重のLです。

2線白は2重のLです。2線黒はバー付の2重のLです。同様に3線白は3重のLです。3線黒はバー付の3重のLです。

次に間音です。同じように1間白はSです。1間黒はバー付のSです。これはいずれも1重のSです。

2間白は2重のSです。2間黒はバー付の2重のSです。同様に3間白は3重のSです。3間黒はバー付の3重のSです。

音名を1文字でしかも識別しやすく表す必要がありますので、特別にこのように表しています。


◇◇  12音ドレミの歌  ◇◇

階名12音を全て用いた歌を作りました。階名12音を憶えるための12音ドレミの歌です。興味のある方は開いてみて下さい。


ここで12音譜の楽典の詳細について説明する必要がありますが、はじめに書きましたように、12音譜は前出の2冊の本に説明されています。この本を是非参照して下さい。そこでこの詳細についてはここには記述せず、別途にまとめておきますので、こちらを開いて見て下さい。


楽譜の実例としてブラームス作曲の“ワルツ”の1部を載せておきます。





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