音楽に♯・♭は全く必要ありません
新しい楽典/記譜法      English

夏山澄夫のホームページ

関係する情報


  • どこを変えたらよいか
    全体の説明

どこを変えたらよいか    全体の説明

実際の新楽譜を直ぐ見たい時はこちらへ



これまでに述べたように従来の記譜法はあまり良くありません。そこで♯・♭を使用しないで、ハ長調に偏らない新しい方法を提案します。はじめに全体について説明し、この後個別に説明します。


◇◇  12音譜  ◇◇

次のように変更すると楽譜は非常に都合がよくなります。


@7音の音名を12音に増やす。

A五線譜も一部変更する。

B音部記号、調号も変更する。

C階名も7音から12音に増やす。

このようにして書かれる楽譜を12音譜と呼ぶことにします。鍵盤楽器、フレット付き弦楽器のように1オクターブ内の音が12音に限られる楽器の場合には平均律・純正律の調律の如何に関わらずこの楽譜で済みます。


◇◇  純正律  ◇◇

次に純正律の説明をします。これについても従来のようにハ長調に偏らない新しい方法で話を進めて行きます。♯・♭を使用した従来の説明では不必要に話が煩雑になっていますが、これから説明する方法ではこれが簡単になります。純正律音の間の関係も対称性のある分かりやすいものが見えるようになります。


更に純正律をハ長調に偏らないものにするために、各調毎に独立に純正律音の間の関係を保つダイナミック純正律も提案します。


◇◇  144平均律  ◇◇

12平均律を更に進めて、144平均律の提案もします。この音律は純正律にも適用が可能です。現代音楽等も含めて広い範囲での応用が可能な音律になります。


◇◇  新しい記譜法  ◇◇

1オクターブ内で12音以上の音を出す弦楽器等の楽器は12音譜では間に合わない場合も出てきます。この場合の記譜法についても説明します。12音譜を応用することになります。各音律の音を直接表示しますので、12音譜と合わせてこれらの楽譜を“直記譜”と呼ぶことにします。従来のように音符の音高を、♯・♭を介して間接的に読みとるタイプの楽譜ではないからです。









トップへ


ホームへ




inserted by FC2 system