音楽に♯・♭は全く必要ありません
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伝統芸能か世界標準か

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ヨーロッパ地方の伝統芸能となっている音楽をあまり日本で考えても限界があるという指摘があります。筆者も基本的にこの考えを理解しますしこの意見に賛成出来ます。


しかし反面、複眼的にものを見ることも必要であると考えられます。クラシック音楽に対しては確かにそうなのですが、ほかのジャンルの音楽についてはどうなのか、少し事情が異なるとも言えます。更に音楽は世界中で非常にグローバル化されている点にも注目すべきです。


一般にグローバル化は困難な場合が多いです。特に芸術や人文科学の問題でのグローバル化は殆んど不可能かもしれません。世界基準などと言うものは極くまれにしかないでしょう。


そのような中にあって数学や物理学のような分野はグローバル化されやすいといえます。しかしこれらでさえ、例えば数字の小数点の表示等では欧州と日本に違いがあります。


こういった点から考えてみますと、音楽については非常によくグローバル化されていると考えられます。西洋音楽は世界中に広く普及していますし、楽譜も殆んど共通になっているようです。ほぼ現在の楽典は世界基準になっていると言えると思います。日本固有のものといえる演歌でさえも音楽の記譜法に則って問題なく記譜されています。


これらの点からすると、音楽はヨーロッパ地方の伝統芸能に過ぎないと言ってしまう必要は必ずしもないと言えます。我々としてもより分かりやすく合理的な記譜法に改善していく必要があるはずですし、限界がはじめからあると思う必要も必ずしもないと考えています。










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